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ザ・コレクション
《その3》

秘窯と呼ばれる鍋島藩窯があった大川内山へ向かう県道251号線に「吉田橋」はあります。静かな山あいの里に、ひときわ大きな染付の壺が橋とともに佇み、秘窯が近いことを教えてくれているようです。

大川内山の関所の外側に位置するこの「大正橋」は、なんと青磁の装飾が施された高貴な雰囲気の橋です。橋の両脇には青磁の壺が備えてあり、欄干の中央には狛犬と思われる青磁像があります。欄干の手すりとなるところには、いろいろな色味の青磁片が埋め込まれています。

大川内山の関所の内側に位置し、観光客を出迎える「鍋島藩窯橋」。近くに大型バスの駐車場もあることから、観光客のシャッターポイントにもなっています。欄干の外側の壁には、龍、もう片方の壁には鳳凰の陶板が施されています。内側の壁には鍋島焼に見受けられる文様の陶板が施されています。欄干中央には、色絵の大壺があり、とても豪華な橋となっています。

▲こちらは龍側の壁

▲(上)橋の内側と大壺
 (下丸枠)手すり部分の陶片

▲こちらは鳳凰側の壁
その2その4
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