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絵で見るやきものの世界 江戸美人のメークアップ
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 当世道行ふり　三かつ半七
大判錦絵
1804〜1830年
Ｃポーラコレクション・
ポーラ文化研究所蔵
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　鏡台の中には様々な化粧道具が入っているようで、染付のうがい碗や容器もあるようです。この女性は顔のうぶ毛剃りをしているところで、これは白粉ののりをよくするためです。画面左のうがい碗横にある箱はかみそり入れです。画面右側の盆の上にのっている紙袋には「美艶仙女香」と書かれていますが、これが白粉で当時とても人気が高かった化粧品です。白粉には固形と粉のものがありましたが、使う時には水溶きして刷毛で塗っていました。水溶きする際には陶磁器でできた三段重の容器を用いました。

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