所蔵企画展「古典へのまなざし」近代日本画、近現代の陶芸から
平成15年12月13日(土)〜平成16年1月25日(日)
 画家や陶芸家たちにとって、古典文学や美術は憧憬の的であり、また創造の源でもあります。近代の日本画家たちは、古典文学に取材して新しい主題をつくりだす一方で、描き継がれてきたおなじみの画題にも取り組んでおり、それぞれの創意や時代の気分が感じられる作品を生み出しています。また日本や中国の古い時代の優れた作品といかに対峙し、新たな世界を切り開いてゆくかということは、画家や陶芸家たちにとって大きなひとつの課題といえるでしょう。
 この展覧会では、彼らの「古典」へのまなざしに注目しつつ、当館所蔵の近代日本画、近現代の陶芸作品をご覧いただきます。
また併催として、春のよろこびを描く現代日本の絵画も展示いたします。どうぞ新年を迎えるこの時期にふさわしい、はれやかな世界をおたのしみください。

■陶芸の主な作品 川瀬忍《青磁花入》
加藤卓男《三彩輪花高台鉢》
板谷波山《青磁鳳耳花瓶》
富本憲吉《白磁蓋付小壷》
楠部彌弌《色絵白梅茶碗》
十五代楽吉左右衛門《黒茶碗》ほか


会場 葛生町立吉澤記念美術館
住所 栃木県安蘇郡葛生町中央東 1-14-30
電話 0283-86-2008
入館料 一般500円(450円)、大学・高校生300円(270円)、中学・小学
生100円(90円) ( )内は20名以上の団体料金
交通 東武線利用の場合:浅草駅→(伊勢崎線)→館林→(佐野線)→葛生
JR利用の場合:東京→(東北新幹線)→小山→(両毛線)→佐野→(東武佐野線)→葛生
車利用 東京→(東北自動車道)→佐野I.C.または栃木I.C.→葛生
開館時間 午前9時30分〜午後5時(午後4時30分までにご入館ください)
休館日 月曜日(祝休日の場合は開館、翌日休館)、祝日の翌日(祝日の
翌日が土・日曜の場合は開館)、年末年始(12月29日〜1月3日)、展示替え期間
URL http://www.town.kuzuu.tochigi.jp/
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  イベント
作品鑑賞会〜当館学芸員とご一緒に〜
2月7日(土)、21日(土)、3月6日(土) 各日午後2時〜 自由参加。エントランス・ラウンジにお集まりください。(当日の観覧券が必要です)