染付と色絵の誕生 初期伊万里展
<会期>平成16年7月20日(火)〜9月5日(日)
 江戸時代の初め、佐賀県有田地方で磁器の製作が始まり、伊万里港から船積みされて全国へ運ばれたことから「伊万里」と呼ばれました。製作は、群青色の文様を描いた「染付」から始まり、30年ほど遅れて中国の技術を導入した「色絵」も仲間に加わりました。日本海側の各地にも「伊万里」が運ばれてきましたが、これは北からの物資を大阪などへ運んだ船が帰路の安定を保つため「伊万里」を積み込み、もたらしたと考えられています。
 本展覧会では、これまで知られていたものに加え、当時越後や佐渡に流通し現在に伝世した新発見の「伊万里」も紹介します。上越市の直江津港も日本海側の重要な港であり、伊万里磁器をとおして上越を再発見するものです。


会場 小林古径記念美術館(上越市立総合博物館)
住所 新潟県上越市本城町7-7
電話 025-523-8680
入館料 一般1,000円(800円)/小・中・高生500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金/幼児・市内学校に通う小中学生は無料
交 通 ・JR高田駅下車「柳島」行きバスにて「高田公園入口」下車、徒歩5分
・JR直江津駅下車「新井」または「南本町」行きバスにて「西城町十字路」下車、徒歩5分
・高速バス「北城町三丁目」下車、徒歩10分
・北陸自動車道から上越IC〜国道18号線鴨島立体交差点右折、高田公園内(約15分)
・上信越自動車道から上越高田IC〜高田公園内(約15分)
開館時間 9:00〜17:00(初日10時開館)
休館日 会期中無休
URL
http://www.city.joetsu.niigata.jp/sisetu/museum/