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2009 おすすめ展覧会
−全国美術館で開催のやきもの関連展覧会−
ジャパニーズ・デザインの挑戦
産総研に残る試作とコレクション
<会期>平成21年12月5日(土)〜3月28日(日)
 産総研(独立行政法人産業技術総合研究所中部センター)は、陶磁器デザインの先端的な研究機関であった京都市陶磁器試験場(1896-1920)、国立陶磁器試験所(1919-1952)、名古屋工業技術試験所(1952-1993)などの流れを汲む研究機関です。
かつて、これらの各機関では、日本の陶磁器の海外輸出振興をリードするため、新たなデザインの創出を目指し、日々、研究と試作が行われていました。これらの研究と試作には、陶磁器における彫刻=陶彫という新たな分野を切り開いた沼田一雅や、図案家の神坂雪佳、陶磁器デザイナーの日根野作三、内田邦夫などの錚々たるメンバーが関わり、数々の試作を生み出していたのです。
また、産総研には、研究と試作の参考のために収集された国内外の貴重な陶磁器コレクションが残されていました。その中には、斬新で優美なデザインをもつヨーロッパのアール・ヌーヴォー陶芸作品から、貴重な韓国陶磁、そして近世から近代にかけての日本陶磁などが含まれています。
本展では、産総研が所蔵する試作品と、デザインの参考に収集された様々な陶磁器作品の全貌をはじめて紹介いたします。

会場 愛知県陶磁資料館
住所 愛知県瀬戸市南山口町234番地
電話 (0561)84-7474
入館料 一般 500円 団体(20名以上)400円 障害者等250円
高校生・大学生 400円 団体(20名以上)320円 障害者等200円
中学生以下 無料
開館時間 9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで) (ただし7月1日から9月30日は9時30分から午後5時まで:入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日を休館します)及び12月28日から1月4日まで
URL http://www.pref.aichi.jp/touji/
交通 [自家用車]
● 東名高速道路名古屋インターチェンジから瀬戸、豊田・足助方面に約10km
● 東名高速道路日進ジャンクション経由名古屋瀬戸道路長久手インターチェンジから瀬戸方面に約5km (駐車場無料:250台収容)
[タクシー]
● 地下鉄東山線 藤が丘駅から約20分
● 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅から約15分
[電車]
●名古屋駅から  地下鉄東山線「藤が丘」駅にてリニモ(東部丘陵線)乗り換え
「陶磁資料館南」駅下車 北へ徒歩600m[リニモ(東部丘陵線)]
[バス]
[名鉄バス](土曜、日曜、休日のみ運行)
● 名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」から約21分
● リニモ(東部丘陵線)「愛・地球博記念公園駅」から約5分
関連イベント シンポジウム
産総研の試作とコレクションを巡るシンポジウム1
「海外と日本、そして国立陶磁試験所を巡る諸問題」
主催:愛知県陶磁氏了解・独立行政法人産業技術総合研究所中部センター・近代国際陶磁研究会
2月13日(土)午後1時〜4時25分・2月14日(日)午前10時30分〜4時15分

シンポジウム
産総研の試作とコレクションを巡るシンポジウム2
「明治の京都 -海外への視線-」
主催:愛知県陶磁氏了解・独立行政法人産業技術総合研究所中部センター・近代国際陶磁研究会・東洋陶磁学会
3月13日(土)午前10時30分〜4時15分

学芸員によるギャラリートーク
12月12日(土)・1月16日(土)・1月30日(土)・2月27日(土)・3月27日(土)いずれも午後1時30分から1時間程度
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