|  |  芸妓図
 文政2年(1819年)
 北泉戴岳
 C板橋区立美術館所蔵
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                  | 参考作品 |  
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                  | 染付如意頭割山水文大鉢 1840〜1860年代
 C佐賀県立九州陶磁文化館所蔵 柴田コレクション
 
 ※参考作品は必ずしも、 絵画に描かれている場面と同年代とは限りません。ご了承ください。
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                  | おしゃれで美しい芸妓が、漆器の盃を大ぶりの鉢で振り洗いをしています。鉢の外側には山水画が描かれており、その周囲や内側には文字が書かれています。 この鉢は「盃洗(はいせん)」と呼ばれ、文字通り酒宴の席で盃をすすぐためのものです。大ぶりの鉢や丼に水をはって使用していたようですが、江戸後期の絵画によく登場することからこの頃に流行した風俗と考えられています。また肥前地区では、盃を洗うための足つきの盃洗も作っていました。
                  ところで「水いらず(他人をまじえないこと)」という言葉がありますが、「盃洗の水もいらない間柄」というところからきているのでは、という説があるそうです。
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