まーちゃんの陶芸体験日記 教室ウォッチング
第四回(平成14年8月17日)
<LESSON10―たたら作り・型紙でつくる(1)―>
 次は型紙を使ってたたら作りの作品を作ります。先週切り出した、たたら板を使ってつくります。、たたら板を先週冷暗所に設置しましたが、水分や厚さの違いでしょうか、割れてしまった人もいました。幸いまーちゃんの板は割れずに、ちょうどよい固さに仕上がっていました。
1.型紙を用意しよう
作りたい作品の展開図を考え、型紙におこしておきます。少し厚みがある紙で作るほうが扱いやすいでしょう。まーちゃんは、箱状の器で、中に仕切りがある物を考えました。型紙はダンボールでつくりました。
2.土板を運ぶ
冷暗所から土板を作業場まで運びます。この時、土板がたるんだりしないよう、必ず作業板の上に載せてから運びます。この後の作業もすべて作業板の上で行います。
3.土板を切り出す
型紙をあてて、土板を切り出します。切り出す時は、カッターの刃やのこぎりの刃などを使います。

土板を切り出す時、カッターなどの刃が垂直に土板に入るようにして切ります。右利きの人の場合はどうしても、刃が左側に斜めに入ってしまいがち。そうなると切り出した土板の切り出し面に、角度がついてしまいます。また一辺を切る時、途中で手を休めないよう、一気に刃を動かします。
4.底板とドベを準備する
土板を切り出したら、器の底面になる板を作業台に用意しましょう。この底面の板に、側面になる板を貼り付けていきながら作業をすすめます。また土板の接着用にドベを用意します。ドベは粘土を水で溶いてドロドロにしたもの。
LESSON10たたら作り・型紙でつくる(2)へ続く