まーちゃんの陶芸体験日記 教室ウォッチング
第八回(平成14年9月14日)
<LESSON17―施釉その2(1)―>
 前回の注意事項を思い出しながら、残りの作品に施釉、絵付けを行います。まーちゃんはろくろ作品6点に、施釉・絵付けを行いました。
1.素焼きの作品を準備
素焼きが済んだろくろ作品を準備します。右端の湯呑みの口が欠けてしまっているのが気になります。
2.素焼きの作品を準備
前回講座と同様、素焼き作品の余分な土粉をとるために、コンプレッサーで土粉を吹き飛ばします。
3.素焼きの作品を準備
コンプレッサーを使用した後、かたく絞った雑巾で拭いておきます。こうすることで、余分な土粉を取り除き、きれいな施釉を行うことができます。
4.欠けた器を修正
ところがまーちゃん、湯呑みの口が欠けているので、何とかならないかと先生に相談します。「欠けている分、削ってしまえば大丈夫。少し湯呑みの高さは低くなるけどね。」と先生のアドバイスを受けて、早速先生とともに削ることにしました。
目の粗いブロックに作品の口部をあてて、削ります。このとき、直線に器を動かすと、特定の部分に力がかかりやすくなるので割れる恐れがあります。ゆっくりと、円を描くように器を動かすのがポイントです。
3分もしないうちに、欠けた部分がなくなりました。約8mmほど削りました。
5.欠けた器を修正
削った部分を、布やすりを使って滑らかに整えます。少し湯呑みの高さが低くはなりましたが、欠けた部分はすっかりなくなりました。まーちゃんも大満足です。
LESSON17―施釉その2(2)―へ続く