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アディオスーアミーゴ―!また来年会う日まで?!
有田陶器市、最終日の5月5日に出かけてきました!(1)

 ゴールデンウィーク後半が始まると、北部九州は雨…。お隣は福岡県の「博多どんたく」初日パレードが中止になるなど、ちょっぴり残念なことに。だがしかーし!我らが陶器市は雨模様にもかかわらず、5月3日は一日の来訪客として過去最高の22万人を記録したのでした。そしていよいよ迎えた最終日。お天気が回復に向かうとのことで、うまか陶は初日より早く、朝8時前には有田入り。早朝にもかかわらず、たくさんのお客さんと、「これが最後だ!」といわんばかりの威勢のいいお店の方たちの呼び込みで、熱気ムンムン。早くも午前中から、陶器市価格から更に半額にするお店や、袋詰め放題を実施するところもあり、目が離せません。連日の取材疲れもなんのそので、陶器市ストリートを散策してきました!

 まねき猫に、信楽のたぬきさん、えびす様。「さあさ、今日で終わりだよー。買わなきゃソンソン!」とでも言っているみたい?

 急須やお湯のみなどの茶器をたくさん販売されていたお店で。よーく見ると、やきものに混じって、ステンレス製の茶漉なども販売されていました。サイズもいろいろあって、求めた急須にぴったりのものをその場で買えるのが嬉しいですね。結構、女性の方が購入されていました。

 「いらしゃいませー。今日で最後、お安くしますー!」と朝から元気いっぱいの、小学5年生くらいの男の子。呼び込みも初日と比べると上手になっています。でもこの後、お父さんでしょうか「おおい、お店の中を向いて言ったってだめだろ。道路の中央を向いて言わなきゃ。」とツッコまれて、にこっと頭をかいていました。がんばれ!

 ただいま熟睡中。朝早くから連れ出されてか、午前中は眠り込んでいる子どもたちをあちらこちらで見受けました。日が照ってくると、子ども達は元気になるようで、かき氷を食べたり、お父さんに肩車をしてもらって、大喜びしていました。

 これは、値札シールを貼るスタンパー。最終日とあって値下げをするお店が多かったですね。ここの窯元さんも、朝は値段の張替えで大忙しといった様子でした。ちゃっかりここで、自宅用のどんぶりを購入。半額にしてもらいましたよ!

 「無農薬」の札…。大根やかぶが売られているようですが、よく見ると陶磁器でできた飾り物。近寄ってきた奥様方も大爆笑。お店のおじさんも「いいアイデアでしょう?」と大笑い。でもよくできているので、遠目からだとほんものみたいなのです。いや一本やられました!

 最終日の5月5日は子どもの日。ということで、ここのご主人は新聞紙でつくった兜をかぶって応対。でも、初めは何で兜をかぶっているのかな?とピンとこなかったんですよ。ここ数日陶器市のことしか考えていなかったからね…(笑)。

 「いやー、この箸置き、かわいいわあ。家族分ほしいけど、どないしよー?」、「今日で最後やし、こうたらええやん。荷物にもならんサイズやし。」、「あんたが買わんなら、うちが買うよー」と仲間うちでもバトル?!おばちゃんたちは元気です。関西地方からの方だったようですね。

 こちらは陶器市通りから少し離れた窯元さんにて。「ここの器が欲しい」とファンの方がどっとつめかけていました。普段より、お安く購入できるとあって、まとめ買いされる方が多かったです。

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