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2009年 第106回・有田陶器市 うまか陶スタッフフォトレポート
◆お買い物バトル最前線!編◆
今年の陶器市は期間中の人出が113万人。期間中、雨の日があったにもかかわらず、多くのお客さんが訪れました。高速道路のETC割引を利用した人も多く、また不況ムードの中、遠方への観光よりも近くで楽しもうという考えの人も多かったのではないでしょうか。そのような社会情勢の中、やはりお客さんの財布の紐はかたい!という印象を受けました。店舗の中で品定めをしている人が例年より少ない印象。そんな中でも、100円均一など激安店は、かなりの混雑でした。

まずは、有田焼の大手商社さんが集まる、有田卸団地から行ってみよう!もう、これでもかと並べられたお茶碗たち。
朝一の時間帯は、いいものが揃っているので狙い目です!
商品台の向こうに見える人垣は、シャトルバスの発着所に並ぶ人。有田焼卸団地は、駐車場が無料のため、ここに車を駐車して、バスで移動。各所へ繰り出すという人が多いのです。 有田焼卸団地の中でも、ひときわ気合が入って目だっていたのは、あの老舗ブランド香蘭社さんの出店。陶器市期間中だけの特別出店だったそう。

有田陶器市のメインストリートとも呼ばれるまちなかへ繰り出すと、激しい争奪戦!お気に入りの窯元さんを見つけると、もう座り込んで品定め。「お母さんこっちに、同じ絵柄があるわよ」母娘の連携プレーもお見事! 初日はこの日差し。ただ風が少しあったので、歩きまわるにはちょうどよかったかもしれません。帽子に軍手&リュックまたは斜めがけバックと陶器市ルックの人が通りを埋め尽くします。 ディスプレイやインテリアが素敵なお店。ついうっとり長居をしてしましまいます。陶器市にはもともとそこで商売されているお店+期間中のみ出店されるお店もあります。いい物を見つけたら、迷わず買っておくのが◎だと思います(笑:経験者)

さあ、もう毎年この熱気には驚かされる、人気ブランド香蘭社さんの本店会場。とにかくすごい人!カメラを持つ手も上に上げられないほど。しかもみんな、無言で買い物バトル…。会場内には「スリに御用心」のPOPが。それほど込んでいたんです。 香蘭社さんの熱気に負けないくらいのお店もありました。こちらは80円・100円均一など激安商品を販売されていたお店。店内には「生活応援」などスーパーで見るようなPOP満載。
不思議とこちらは無言ではなく、「きゃーこれ可愛い!」「安〜い」と大賑わい。
美しい庭先で、楽しく談笑。はいこちらも、お買物最前線です。ここは南川原地区にある柿右衛門窯さん。期間中は特別に母屋を開放して、お茶の接待などが行われています。素晴らしい作品と、景色を眺めてしばしうっとり。はい、私もお茶とお菓子をいただいちゃいました。

こちらものんびり風景。有田窯業大学校を卒業された若手陶芸家さんなどが集まっている売り場。まったりと作り手さんとおしゃべりしながらお買物ができるスローな空間です。 午後から日差しが強くなってきた!反射がすごい。真っ白に写っているのは、磁器製のスプーンです。たくさん並べてあったのに、またたくまに売れていきました。奥様方も紫外線なんかなんのその。 とはいえ恐怖の紫外線。私もUVカット、ベタベタ塗りで取材。こちらの袋詰め放題会場も、何故か日陰にお客さんが集中(笑)。そして女性のみ!男性は近寄れないオーラが漂っている模様。

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