器の形


皿


食卓で出番が多い皿。円形を基本に様々な形をしています。皿は一般に約一尺(30センチ前後)以上のものを大皿、約五寸(15センチ前後)以下のものを小皿、このサイズの間を中皿としています。
 
輪花
まるで花びらののように
縁に一定の間隔で刻みをつけ
花形にしたものです。

隅切り
皿の角を切り落とした形を
しています。
この角を丸くしたものを
撫形(なでがた)といいます。
木葉
その名の通り葉っぱの
形をしています。
楓などをかたどった
ものもあります。
半月
半円形にかたどったものです。
おしゃれな雰囲気で食事を
楽しめそうですね。
まな板皿
長皿の一種で、ちょうど
まな板のような
形をした足付のお皿のこと。
お皿は平らで、器面に模様が
施されたりしているものもあります。
扇面
名前のまま、扇の形をしたお皿。
ひろげた扇は末広がりの形をしているので、
おめでたい・縁起がいい形とされています。
扇でいうところの要側を手前にして使います。


四方
懐石料理からきた器の名前で、
四方と書いて「よほう」と読みます。
真四角の形のお皿のこと。
中央にこんもりと料理を盛りつけたり、
ちょこちょこといくつかのおかずを
盛り付けてみても。

高台皿
格調高く華やかな雰囲気を
醸しだす高台皿。
お皿に足がついているもの、
または高台が高いものを
いいます。お皿のかわりに
鉢だと、高台鉢といいます。