| ■会場 |
しもだて美術館 |
| ■住所 |
茨城県下館市丙372 アルテリオ3階 |
| ■電話 |
0296-23-1601 |
| ■入館料 |
一般（大学生以上・板谷波山記念館共通入館券）800円／高校生以下無料
※10名以上の団体料金は600円 |
| ■交 通 |
JR水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道下館駅下車、徒歩10分
北関東自動車道・友部ICから国道50号で約40分
常盤自動車道・谷和原ICから国道294号で約1時間、水戸ICから国道50号で約1時間20分
東北自動車道・佐野藤岡ICから国道50号で約1時間20分 |
| ■開館時間 |
10:00〜18:00（入館は17:30まで） |
| ■休館日 |
毎週月曜日 |
| ■URL |
http://www.city.shimodate.ibaraki.jp/museum/ |
| ■関連イベント |
・トークショー「波山の人と芸術」（仮題）
板谷波山の展覧会にちなみ、映画「ＨＡＺＡＮ」で主人公の波山役を演じた俳優の榎木孝明さんを囲んで、トークショーを開催いたします。映画を通して感じた波山の人間像や、芸術に思うことなどを語っていただきます。
出 演：榎木孝明(俳優)、大高正希(陶芸家)、荒川範子(しもだて美術館運営委員)
日 時：平成１６年５月２１日（金）午後１時〜（開場午後１２時）
主 催：しもだて美術館
会 場：しもだて地域交流センター・アルテリオ１階 集会室
入場無料：先着順（定員１５０名）
・連続講座「板谷波山の芸術をめぐって」
陶芸家・板谷波山について波山研究の第一人者である方々から、それぞれご講演いただきます。
講 師：第１回 中村兵左衛門（波山先生記念会理事長）／
第２回 荒川正明（出光美術館主任学芸員）
日 時：第１回 平成１６年５月７日（金）／
第２回５月１５日（土） 午後２時〜（開場午後１時３０分）
主 催：しもだて美術館
会 場：しもだて地域交流センター・アルテリオ１階 集会室
入場無料：先着順（定員１５０名）
・紙芝居「板谷波山ものがたり」
ボランティアグループ「あすなろの会」による、手作りの紙芝居を上演いたします。
日 時：平成１６年５月１６日（日）午前１０時〜・午後１時３０分〜／
５月２２日（土）午前１０時〜
主 催：あすなろの会
会 場：しもだて美術館 ロビー
問合わせ：あすなろの会（代表：中金 電話：0296-25-0028）
・作品鑑賞会
当館学芸員とともに波山の作品を鑑賞いたします（入館券が必要です）。
日 時：平成１６年６月１日（木）午後１時３０分〜
会 場：しもだて美術館展示室
（入館券をご用意の上、展示室入口にお集まり下さい。）
・同時開催「もうひとつの波山展」
市民グループ「下館・時の会」主催による展覧会を開催します。波山が下館のお年寄りに送った鳩杖を、贈呈の始まった昭和８年から最後の２６年まで、各年順に展示するほか、市民秘蔵の品々や資料などを多数ご紹介します。それによって、波山が郷土・下館に残したものは何か、そして、波山はどんな人物であったのかについて、より一層の理解を深めていただければと思います。
会 期：平成１６年４月２４日（土）〜６月１３日（日）
開館時間：午前１０時〜午後６時
会 場：時の蔵（下館市田町・板谷波山記念館向かい側）
主 催：下館・時の会
入場無料
問合わせ：下館・時の会（T's 設計室内 電話：0296-23-2607）
・映画「ＨＡＺＡＮ」ロケ地公開
映画「ＨＡＺＡＮ」のロケに使用された部屋を無料公開いたします。
期 間：平成１６年４月２４日（土）〜６月１３日（日）
毎週月曜休（ただし５月３日は公開、翌６日休）
午前１０時〜午後６時
下館市田町・国道５０号沿い茨城銀行となり
問合わせ：荒川（電話：0296-24-5691）／T's設計室（0296-23-2607） |
茨城県真壁郡下館町（現在の下館市）に生まれた板谷波山（1872〜1963）は、日本の陶芸を芸術の域まで高めた最初の人と言われています。伝統的なやきものの窯や工房を中心に作業を続けていた明治期の陶芸界にあって、波山は、当時ヨーロッパで大流行していたアール・ヌーヴォーのデザインを取り入れ、また釉薬の科学的な研究を行うなど、常に革新的な試みを続けてきました。葆光釉と呼ばれる釉をかけた「葆光彩磁」を完成させたのも、こうした努力によるものです。彼の作業姿勢は、決して妥協することがなく、地道な努力の中から傑作を生み出し続けました。中でも「葆光彩磁珍果文花瓶」（1917）は、一昨年、近代陶芸作品の中で初めて国指定重要文化財に登録された記念碑的作品となるものです。