北大路魯山人展　〜出会いと美の変遷〜 ＜会期＞平成16年6月5日（土）〜7月19日（月） 　北大路魯山人（1883〜1959）は、研ぎ澄まされた感性とあふれる創作意欲で、書画や陶芸など幅広い分野で芸術世界を築き上げた稀代の芸術家です。若くして書・篆刻の世界で頭角を現し、後には高級料亭「星岡（ほしがおか）茶寮」を経営し、料理人・美食家としても名声を博しました。魯山人の食器は「料理のきもの」という考え方から創作され、食と結びついて見事な造形世界を生み出しています。 　魯山人は60年にわたる芸術活動の歩みの中で、陶芸家の初代須田菁花、京都の宮永東山や荒川豊蔵、備前の金重陶陽など多くの人々との出会いによって才能を開花させました。 　本展では魯山人の「出会いと美の変遷」をテーマに、書・篆刻・絵画・陶芸・漆芸など約170点を展示し、書・篆刻家として世に出た「食客時代」、料理人そして陶芸家として活躍する「星岡茶寮時代」「星岡窯時代」の三つの時代を通して、魯山人がどのように自分自身の芸術のテーマを形成していったかを紹介します。 ■会場 北九州市立美術館分館 ■住所 福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州 ５Ｆ ■電話 093-562-3215 ■入館料 一般1,000円（800円）／高・大生500円（300円）／小・中学生300円（200円） ※（　）内は前売り、及び20名以上の団体料金（たんけんパスポートも使えます） ■交　通 ・JR小倉駅より徒歩10分、西小倉駅より徒歩3分 ・都市高速道路小倉駅北ランプから車で3分、大手町ランプから車で5分 ・西鉄バス室町リバーウォーク前下車 ■開館時間 10:00〜20:00（入場は19:30まで） ■休館日 会期中無休 ■URL http://kmma.jp ■関連イベント ■関連イベント 特別講演会「魯山人先生にお仕えして」 日時：6月29日（火）14時〜15時30分 会場：北九州芸術劇場　小劇場 講師：辻義一（懐石「辻留」三代目主人）