夏季企画展 国指定史跡 乙塚古墳の時代
<会期>平成16年7月2日(金)〜8月29日(日)
  巨石による横穴式石室の構築や、県内では唯一の出土例である大陸製銅鋺の存在など、土岐市の古墳時代には複数の特徴が認められ、独自の文化圏を有していたことが指摘されています。しかし、乙塚古墳の史跡整備計画などで当市の古墳について注目が集まる一方、土岐市の古墳時代については、当館としてこれまでにほとんど紹介したことはありませんでした。今回の展示では、市内出土の遺物および周辺市町村からの借用資料を基に、東濃地域に花開いた古墳時代の文物について展観します。特に古墳より出土する須恵器を強調して取り上げ、その歴史的意義とともに、近年注目されている製作・焼成技術について併せて紹介します。



会場 土岐市美濃陶磁歴史館
住所 岐阜県土岐市泉町久尻1263
電話 0572-55-1245
入館料 大人200円/高校・大学生100円/小中学生50円
※20名以上で団体料金
交 通 JR中央本線「土岐市駅」より徒歩10分
中央自動車道「土岐インター」より車10分
開館時間 10:00〜16:30(ただし入館は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、7月20日・21日は臨時休館)
関連イベント ・講演会「古墳時代のうつわと装飾品」
 講師:藤井康隆氏(名古屋市見晴台考古資料館学芸員)
 日時:平成16年8月21日(土) 午後1時30分〜
 会場:土岐市文化会館 2階・大会議室(当館接)
 ※入場無料

・展示解説
 解説:当館学芸員
 日時:平成16年8月21日(土) 午後3時〜
 会場:当館 第2展示室