食生活を楽しんだ小さな器
― 小皿と猪口 ―
<会期>平成16年9月18日(土)〜平成17年2月20日(日)
 江戸時代初期、国内でいちはやく磁器の焼成に成功した肥前・有田では、さまざまな食の器を作り上げました。なかでも小皿と猪口(ちょく)は、その器形やデザインの豊かさで、膳の上の空間を生かす小さな器として食生活に彩りを添えました。とくに猪口は、向付けとして和え物などを盛る小鉢状のものをいいますが、江戸時代中期以降、蕎麦食の普及に伴いつけ汁を入れる器として、さらに小形のものは酒器として用いられるなど、多様な展開を見ることができる器です。
 これらの小さな作品の中に込められた、洗練された技巧や遊び心を感じていただきたいと思います。

会場 財団法人 栗田美術館
住所 栃木県足利市駒場町1542番地
電話 0284-91-1026
入館料 一般1550円(1390円)/小・中・高520円(460円)
※( )内は20名以上の団体料金
交 通 東武伊勢崎線足利市駅下車タクシー利用、15分
JR両毛線富田駅下車、徒歩10分
東北自動車道利用の場合、佐野・藤岡インター下車、美術館通り旧50号線交差点、栗田山一帯
休館日 月曜日休館(祝日の場合翌日)、年末年始12月27日〜1月2日
開館時間 9:30〜17:00
URL http://www.kurita.or.jp/
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イベント
・学芸担当員による展示解説
会期中の日曜日 午後2時から(直接会場へお集まりください)
ただし、都合により中止になる場合があります。