やきものの美 造形と文様
<会期>平成16年12月5日(日)〜平成17年5月22日(日)
現代の私たちにとって、やきものは生活を彩る最も身近な造形物であるといえます。古より、壷・鉢・皿など様々な形の器が焼かれてきましたが、それらには、長い歴史の中で、実用を満たす工夫とともに、人々の眼や心を楽しませる様々な工夫が凝らされてきました。
 本展では、中国・朝鮮・日本のやきもの40数点を、造形や文様の美しさに着目して展示いたします。日本のやきものにおいては、茶の湯によって、独特の美意識をもつ茶陶が生まれたことが特筆されます。本展にて、やきものが追い求めてきた美を再発見し、ひとときをお過ごし頂けましたら幸いに存じます。
【左写真:金襴手透彫水注 中国 明時代 16世紀】

■主な出品作品
・重要美術品 金襴手透彫水注 中国明時代 16世紀
・伊賀耳付水指 桃山時代 16世紀〜17世紀
・色絵紅葉流水文皿(鍋島) 江戸時代 18世紀
 ほか

会場 サンリツ服部美術館
住所 〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
電話 0266-57-3311
入館料 大人800円(700円)/小中学生400円(350円)
※( )内は団体20名以上の料金
交 通 JR中央本線 上諏訪駅下車 徒歩15分
中央自動車道諏訪インターより15分、岡谷インターより20分
休館日 毎週月曜日(但し、祝日と12月22日は開館)、
年末年始(12月24日〜1月1日)、3月7日〜11日
開館時間 9:00〜17:00
URL http://shinshu.online.co.jp/museum/sanritsu/
関連
イベント
・展示解説 毎月第2土曜日、3月のみ第3土曜日 15:00〜15:30
 (1/8、2/12、3/19、4/9、5/14)

■併設展
服部一郎コレクション
「フランス近代・現代絵画―内なる世界を描く画家たち―」展
平成17年5月22日(日)まで