トップ >> 2005年 秋の有田陶器市レポート >> 街角コンサート 編

秋の有田陶器市期間中、実は町内で「有田 秋の音楽散歩」(コンチェルトグロッソ主催)というイベントも開催されていました。第7回を迎えるこのイベント、今年ははじめてホールのリサイタルだけではなく、街角コンサートも開催。たまたま陶器市期間中と同じだったとのことですが、町内の窯元やギャラリーなどで、プロの演奏家の音色が響きわたり、心地よい時間をすごすことができました。うまか陶では、柿右衛門窯および今右衛門窯での演奏会におじゃましました!どちらも歴史ある窯元さんで、普段はなかなか見ることができない窯の前でコンサートが開催。秋の有田の空気と歴史の中で奏でられるクラシックは、とても新鮮でした。ぜひまた来年は陶器市ともタイアップ企画で行っていただきたいな!
▲このかわいらしい看板が目印。今年はじめて、街角でのミニコンサートだったとのことですが、来年も続けていただきたい。 ▲柿右衛門窯さんの窯前では、チェロ・横坂源さんが演奏。近所の幼稚園児や小学生、一般のお客さんから窯の職人さんまで…たくさんの人が集まるなか、美しい音色が響きます。レンガづくりの窯とクラシックって、意外としっくり合うのです!
▲目の前での迫力ある演奏に、子供たちもうっとり。弦さばきや、演奏者の息遣いも感じることができる貴重な時間でした。 ▲猫ちゃんも、チェロの演奏に思わず、うとうと?演奏の間中そばにいて、気持ち良さそうでした。 ▲柿右衛門家の庭にある柿もりっぱに実がなっていました。たまたま訪れていたお客さんは、すてきなコンサートのプレゼントに感動されていました。
▲こちらは今右衛門窯さん。夕暮れ時だったので、ろうそくが灯されて。幻想的な雰囲気の中での演奏でした。 ▲今右衛門窯さんでは、本窯の前でバイオリン・加藤知子さんが演奏。「窯の前での演奏なんて、初めてですがなかなかいい音に響きますね。」と加藤さん。別世界に引き込まれてしまいそうな雰囲気。
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