コーススケジュール 嬉野温泉・有田駅発着 5ヶ所観光(所要時間約7時間10分)
 佐賀で観光キャンペーンが開催されていますが、JRで行くやきものの旅があると知り、うまか陶の目がキラリ!これは行かないわけにはいきません!っということで、「やきものコース」ツアーに参加して参りました。嬉野温泉・有田駅を発着とし、佐賀のやきものみどころ5カ所を観光するという、充実した企画。佐賀のやきものの旅は初めてという初心者から、また行ってみたいと思われているベテランの方まで楽しく見学・お買い物ができるコースでした。うまか陶スタッフも通いなれている場所でしたが、旅行という目線で見ると新しい発見ができ、楽しい一日を過ごすことができました。
所要時間は約7時間。さてさてどんな旅になったのか、レポートをどうぞ!

 
 ■JR有田駅(9:54着)
  
 我々うまか陶は、JR有田駅から周遊バスに乗ることに。ツアーのお客さんで前日から嬉野温泉などに宿泊されている方は、嬉野温泉バスセンターから乗車、当日佐賀入りされた方はJR有田駅からという方が多かったようです。JR有田駅に特急「みどり」にて到着。さすがやきものの街らしく、ホームの案内板の柱が山水文の磁器?!「うーむ、さすが」と改札を出ると、「思い出づくり」というコーナーがありました。このコーナー、有田焼が焼成されるときに使用されている「はま」という道具をプレゼントされていたんです。ちょど手にのる大きさで、ペーパーウェイトにも使えそう!「やきものの街に来たんだな」という気分にさせられます。

 バスの到着まで少し時間があったので、駅をふらりとしていると、またもや発見!駅入口階段の手すりが磁器でできているんです。しかも染付のかわいらしい柄で、とてもきれい。なんと、有田焼の有名ブランド「香蘭社」製のものでした。さらに驚きはこれで終わらなーい。待合コーナーにあるキオスクに絵はがきを見つけました。この絵はがき、「陶芸はがき」となっており、よーく見ると、絵付けされた磁器の板が埋め込まれているんです。しかも90円切手をはれば、郵送できるらしい。そのまま飾りにしても素敵だし、磁器板だけをはずしてコースターにもなる!旅先からこんな絵はがきを出すのもしゃれているし、もらった方も嬉しいですよね。いやはややきのの里、有田は奥深いです。

 そうこうしていると、JRの真っ赤なバスが到着。運転手はナカオさん、ガイドさんはコウダさん。手際よく、皆さんの荷物をバスに乗せ、笑顔で出迎えてくれました。それまでは駅で「なんとなく、あの団体さんも同じツアーの人かな?」と遠まきに見ていたのですが、バスの中で挨拶をすれば一気に打ち解けることに。ナカオさんの運転も丁寧だし、コウダさんのガイドもおもしろくて、何だか素敵な旅になりそうな予感!
  

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