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sk-003 撮影：藤本健八 柿右衛門　色絵菊牡丹文角銚子 (かきえもん　いろえきくぼたんもんかくちょうし) 17世紀後期〜18世紀前期 高さ19.0　全長22.7 　江戸中期、大名家の生活様式を想像させる角銚子です。上部に菊花型の蓋を添え、頑丈な握手をつけています。磁肌はやや青味をおび、赤、黄、青紺の配色で一方には柴垣に菊花文を、片方には牡丹を、きわめて写実風に描いています。注ぎ口、把手の部分には唐草文をあしらって華やかな感じに仕上げています。底部には四つ小さい足が付いています。春秋の季節に合わせて、お祝膳に大事に使用されたものでしょう。 前の作品 次の作品 このコーナーは財団法人田中丸コレクションにご協力いただき作成されています。 このサイト内の文章や画像を無断転載することをかたく禁じます。

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