Vol.16
 現代工芸美術九州会展を訪れた7月7日は、7月の第1日曜日。「そういや、この春から第1土・日に、武雄骨董市とフリーマーケットが開催されているな」と思い出し、展覧会の帰りに寄り道してみました。天気も良かったことから、子供から大人までたくさんの人でにぎわっていました。昔のお菓子のパッケージから、武具など幅広い骨董品がテントに並んでいます。季節柄か、ガラス製品もたくさん並んでいました。陶磁器類では染付の印判が人気のようで、あちこちの店で売られていました。何かおもしろいものがないかと、宝物探し気分で、楽しく散策!お買い物はしませんでしたが、見るだけでも楽しいものです。とあるお店では、大きな箱に300個以上は入っていそうな、不思議なガラスの小瓶を発見。お店の方に聞いてみると、昔の目薬の容器だそうです。うーん、こんなに口が大きくてどうやって目に点したのかしらと思わず考えてしまいました。
Vol.17
 伊万里・有田焼伝統工芸士展を取材に出かけた日は、県内各地でにわか雨がありました。私も道中、車の運転ができないほどの激しいにわか雨に合いましたが、田んぼの稲や山の木々たちは見る間に青々となり、天の恵みに喜んでいるようです。
「木」といえば、皆さんは佐賀県の「木」は何だかご存知ですか?こたえは「くすのき」です。県旗にも、くすのきの花がデザインされています。県庁前のお濠付近にも大きなくすのきがありますが、大町町の聖岳には、樹齢100年の800本以上のくすのき群があり、(県の名木古木指定)、武雄の日子(ひご)神社にある川古(かわご)の大楠は、全国で第3位にランクされる巨木で、国の天然記念物にも指定されています。風が吹くと、ざわざわと心地よい音が鳴るくすのきの下で、夏の暑さを忘れるのもいいかもしれません。
Vol.18
 9月18日、九州陶磁文化館へ西コレクション展を取材に出かけました。館の近所を通ると、なにやら楽しそうな声や音楽が聞こえます。近くの幼稚園で、運動会の練習があっていたようです。運動会で楽しみだったのは、お弁当!おにぎりなど、普通の食べ物でしたが、外で食べるのが、楽しくておいしいこと!大人になった今でも、外で食事をするのは気持ちがいいものです。でもアウトドアでは、いつも使う陶磁器の皿ではなく、紙製や携帯用のプラスチック皿が多いですよね。ちょっと用途は違いますが、最近通信販売で、携帯用折りたたみ式のワイングラス(残念ながらプラスチック製だったと記憶しています)を発見!これがアウトドアで、とーっても気分よくワインが楽しめるのだそうです。使用者の方によると「紙コップとは全然違うおいしさ」なのだそうです。うーん、ピクニック用の軽くて割れにくく、場所をとらない有田焼器セットがないかなー?なんて考えながら車をはしらせました。
Vol.19
 みなさん明けましておめでとうございます。今年も、楽しい情報をお届けできるよう、佐賀県内を駆け回ってきます!さて、1月6日は今右衛門窯さんの初窯出し取材に行きました。この初窯出しには近所の陶山神社の神主さんが参加されていました。帰りに初詣がてら、陶山神社に寄ってみると、たくさんの人が参拝されていて、町内の窯元さんや企業の方が連れ立っていらっしゃるご様子。
さすが有田!ここの絵馬やお守りには有田焼製もあり、境内の鳥居や狛犬も磁器製。参拝というより、鑑賞のようにして境内を散策していると、御神酒を振る舞ってもらいました。「今年も素敵な陶磁器に出会えますように!!」(2003.01.06)
Vol.20
 「まーちゃんの陶芸体験日記」コーナーでお世話になった、陶芸教室の溝上雅人先生にお誘いをうけ、今岳窯の登り窯焼成を見学してきました。同じく陶芸作家で溝上先生のお父様でいらっしゃる溝上藻風氏から、「熱いでしょう、冷たいものでも飲まんね」と冷えた栄養ドリンクを手渡されました。「おお、これを飲んで、私も窯焚きをお手伝いするのかしらん」とドキドキしていましたが、さすがにそんな大事な作業はなく、見学だけ。もっとも薪を入れる窯口の前に立つと、ものすごい高温で怖くなってしまいます。今岳窯は唐津焼の窯元さんで、伊万里市内にあります。伊万里というと磁器を思い浮かべる人も多いと思いますがもともと唐津焼は伊万里市やその周辺でもつくられていたそうです。佐賀はちょっと車を走らせれば、様々な種類の窯元さんを訪問することができるのが醍醐味。ぜひ一度やきものの旅へお越しください。(2003.01.17)