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| トップ >> ザ・コレクション >> 肥前の大甕(3) | 
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|  |  《その3》 | 
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| 大甕は生活必需品として活躍し、その用途としては水や穀物類の貯蔵容器・酒や調味料類などの醸造容器・畑での肥溜・埋葬用の棺として利用されていました。貯蔵や醸造に使用する際は、土中に埋めて使っていました。これは中にいれたものを取り出しやすくし、安定性を保つため土中に埋めていたのです。また埋葬用の棺としては、弥生時代から甕棺が存在していましたが、江戸時代には肥前の大甕も甕棺として活用され、地区によっては昭和期になっても利用されていたのだそうです。戦時中には爆薬などをつくる薬品の貯蔵用としても使われていました。 |  |  | ||
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| やきものの製造現場でも、貯蔵や調合用として大甕が使用されていました。写真の甕は志田焼の里博物館に残されているものです。志田焼の里博物館は、大正・昭和初期に実際にやきものを製造していた工場をそのまま保存している施設です。 |  |  | |||
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| 資料提供先 ■志田陶磁器株式会社 佐賀県藤津郡塩田町久間乙3242-3 電話09546-6-2202 ■山口家住宅 佐賀県佐賀郡川副町大字大詫間930番地 見学には事前申込みが必要です。 問合せ先:川副町教育委員会 電話0952-45-1115 ■志田焼の里博物館 問合せ先:塩田町農政商工課 電話09546-6-9121 | |
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