まーちゃんの陶芸体験日記 教室ウォッチング
第五回(平成14年8月24日)
<LESSON12―ろくろ成形(2)―>
 いよいよ、ろくろに挑戦します。今回の教室では電動ろくろを使用します。作業をする前に、必要な道具を手にとれる場所にそろえてから始めましょう。
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4.ろくろ使用の準備をする
まず、作業に必要となる材料や道具をそろえます。土・たらいに張った水、ナメ皮・切糸を準備し、手にとれるところに置きます。次にろくろのスイッチやレバーを確認しましょう。どのスイッチがどのような働きをするのか、ブレーキはどれか、などをチェックします。
5.土の芯出しをする
ろくろ台の上に薄く水を塗り、中心部に土をしっかりと押さえ付けます。土の根元部分を両手で叩き、しっかりと固定させます。その後、ゆっくりろくろを回し、両手で土を包みこむようにして、ろくろの中心に土の中心が出るように調整します。
6.土殺しを行う
土殺しという作業を行います。これは、ろくろの回転に土を慣らすための作業です。手にドベを付けて、土の根元から上へしぼりあげていきます。その後、左手で土の頂上を向こう側へ倒すようにして、低い山にします。そしてまた、しぼりあげる作業を行います。これを5回ほど行います。

※先生による、土殺し(しぼりあげ)の動画はこちら(2.34MB)→

意外と力がいる作業に、教室の皆さんも驚いていた様子。両肘を両膝に固定するような姿勢で行うと、作業がし易くなります。また土をしぼりあけた時に初心者の人は、土の表面にだけ力が入りがちなので、図のような山になりやすいので注意しましょう。山の中央がへこんでしまうと、芯がしまらず、後の作業がしにくくなります。
LESSON12・ろくろ成形(3)に続く