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いよいよ開幕 有田陶器市

ポイント08 有田焼卸団地で大騒動 12:45
ひえーなんの行列?バス待ちの人達であふれていたのでした。
人が並べば、やきものも並ぶ。カチャカチャとお茶碗の音が鳴り響くのでした
店先にコーディネートされた器たち。椅子もテーブルも有田焼でした。
団地内のギャラリー白磁では、佐賀県陶芸協会二人展が開催され、奥川俊右衛門さん。松本幹治郎さんの作品が展示販売されていました。
 卸団地内の、バス乗り場につくと「なんじゃこりゃ?!」という人の列。卸団地から陶器市のメインストリートへ向かうバスを待っている行列なのでした。私たちはこの行列を見て、不安を感じつつも団地内を小一時間ほど見学しました。この卸団地は、有田焼などやきものを取り扱う25店舗がずらりと並ぶところで、普段も小売をしているところです。陶器市期間中は、通常のショールーム販売に加え、店頭での破格値の販売も開催。一ヶ所でいろいろなお店を見ることができるので、あまり歩きまわるのが好きではない方には、ここはおすすめかもしれません。しかし店頭の品が、どこも似たような商品が並んでいるので、お店の中にはなかなか足が向きません。お店のなかには、いい物がけっこうあるんですけどね。他のお客さんも同じように思ったのか、店内まで足を運ぶ人は少なかったように感じます。
 一通り眺めたあと、次の地点へ向かうため有田小学校行きのシャトルバス乗り場へ行くと…。この便は30分に一本とのことで、たくさんの人が待っていたのでした。ちょっといらいらして、係りの人に八つ当たりするお客さんもいましたが、やはり表示がわかりにくいため、初めての人にはちょっと不親切な印象。私たちはのんきなモノで、ソフトクリーム(また食べているなんていわないで)をほおばりながら、バスを待ちました。待っている間、行き先やバスがわからず困っている人にアドバイスをしたこと数知れず(笑)。「●●窯だったら、あっちのバスに乗ったほうがいいですよ」などとついついおせっかいを焼いてしまうのです。
 

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