大有田焼会館から徒歩5分の無料シャトルバス乗り場へ移動。このバスに乗って、有田焼卸団地へ向かいます。陶器市期間中は町内の道路がとても混雑するので、このような移動手段があると、とても助かります。バス乗り場で待っていると、係のおじさんがマイクで「こちらは●●行き、そちらは●●行きですよ」と丁寧に案内されていますが、いかんせん!佐賀弁なので「何を言っているのか、わからない!」というお客さんも。とっても親切な係の人だったんですけどね。乗り場に到着されたお客さんに「この列のウラに並んでください」と係のおじさんが言うと「え?道路の裏に行けってこと?」と?マークのお客さん。実は有田の方言で「ウラ」は「後ろ」の意味もあるのだそうです。つまり「列の後ろへどうぞ」ということだったんですね。
バスを待っていると、ちょうど私たちの後ろに並ばれていたご家族から、「卸団地行きはこの列でいいですか?」と尋ねられたのをきかっけに、ちょっとおしゃべりすることになりました。ご家族はご両親と娘さんの三人。ご両親は何度も陶器市へ来たことがあるけど、娘さんは初めてとのことでした。熊本からいらっしゃったとのことで、「利久窯」を目当てにきているとのこと。
「卸団地からは確かに近いですけど、坂があるので利久窯まで歩いては大変ですよ」というと「大丈夫!利久窯目当てですから!」とお父さんはにこにこ。娘さんはというと、初めてだからもうちょっとメインストリートを散策したいとおっしゃっていました。
無料バスに乗ると、普段は車で3分ほどで到着できる卸団地も15分くらいかけて到着。 |