トップ >> おすすめ展覧会 >> 人間国宝 濱田 庄司展
2010 おすすめ展覧会
−全国美術館で開催のやきもの関連展覧会−
人間国宝 濱田 庄司展
−60年が凝縮された15秒−
<会期>平成22年1月23日(土)〜3月22日(月・祝)
民藝陶器の人間国宝(重要無形文化財保持者)である濱田庄司(1894〜1978)は、現在の神奈川県川崎市に生まれました。19歳で東京高等工業学校窯業科に入学し、そこで板谷波山に学びます。卒業後、先輩の河井ェ治郎とともに京都の陶磁器試験場に入り、釉薬の研究に4年ほど携わりました。大正9年(1920)、26歳の時にイギリスの陶芸家バーナード・リーチとともにイギリスのセント・アイヴスに渡り、工芸作家としての活動を開始しました。
1924年に帰国した後、栃木県益子に拠点を移した濱田は、沖縄の古窯「壺屋」で伝統的な技法やかたちを学び、「黍文(きびもん)」や「赤絵」など、濱田の独特な表現を身に付けました。また、民藝運動の中心人物として各地の窯を調査し、その成果を自らの制作にも活かすなど、第一線で活躍した作家です。
本展覧会は、絵描き志望であった学生時代に投稿した雑誌の挿絵やイギリスのセント・アイヴス時代に制作された初期作品から晩年の作品までの約170点の資料をもとに、濱田庄司の生涯にわたる作品を通覧できる展覧会です。濱田庄司の足跡をたどり、陶芸家として全貌を紹介します。

会場 茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
住所 〒309-1611 茨城県笠間市笠間2345番地(笹間芸術の森公園内)
電話 0296-70-0011
入館料 一般 700(550)円 高大生 500(400)円 小中生 250(200)円
( )内は20名以上の団体料金。
満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
本展覧会会期中の土曜日は高校生以下無料。
開館時間 9時30分−17時(入場は16時30分まで)
休館日 月曜日(ただし3月22日は開館、3月23日は休館)
URL http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
交通 JR水戸線「笠間駅」からタクシーで 約5分
copyright(c)2002 fukuhaku printing co.,ltd
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます