2010 おすすめ展覧会 
            −全国美術館で開催のやきもの関連展覧会− | 
           
          
            近代陶芸の巨匠―				 
            館蔵品展  富本憲吉展 〜創造の軌跡〜 
            <会期>平成22年1月16日(土)〜3月7日(日) | 
           
          
             このたび奈良県立美術館では、近代陶芸の巨匠・富本憲吉の展覧会を開催いたします。 
 富本憲吉は明治19年(1886)、奈良県生駒郡安堵村(現・安堵町)に生まれました。東京美術学校(現・東京藝術大学)図案科に進学、イギリス留学の後、郷里に窯を築いて陶芸の道に入ったのは大正2年(1913)のことでした。以後50年にわたる陶業のなかで、楽焼にはじまり土焼・白磁・染付・色絵そして金銀彩と作域を広げ、数々の名品を世に送り出しました。 
 過去の様式の模倣によるところが大きかった当時の陶磁器制作に対して、富本は個性と独創性にもとづいた表現を重んじました。「模様から模様をつくるべからず」という信念のもと、身近な風景や草花から独自の模様を生み出したほか、形・技法も含め、常に新たなものを造り出そうとした生涯と言えるでしょう。本展では初期から晩年までの約110点の作品を通して、富本の創作活動の変遷をご覧いただきます。 
 伝統を尊重しつつも依存することなく、創造性・オリジナリティを追求して新境地を拓き続けたその歩みは、現在の私たちにも多くの示唆を与えてくれることでしょう。 | 
           
        
       
       
      
        
          
            | ■会場 | 
            奈良県立美術館 | 
           
          
            | ■住所 | 
            奈良市登大路町10-6 | 
           
          
            | ■電話 | 
            テレフォンサービス0742-23-1700 | 
           
          
            | ■入館料 | 
		一般400(300)円/ 大・高生250(200)円/ 中・小生150(100)円 
	※(  )内は20名以上の団体料金 
	※以下の方は入館料が無料になります。 
            (1)教職員に引率された奈良県内の小・中・高校およびこれに準ずる学校の児童・生徒 
            (2)身体障害者手帳・療育手帳および精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介添えの方1名 
            (3)65歳以上の方 
            (4)外国人観光客と付き添いの観光ボランティアガイドの方 
	※毎週土曜日は、小・中・高校およびこれに準ずる学校の児童・生徒の入館が無料になります。 | 
           
          
            | ■開館時間 | 
            9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで) | 
           
          
            | ■休館日 | 
            毎週月曜日 | 
	 
        
       
       |